2009年12月12日土曜日

死に物狂いで大騒ぎ

スクランブル交差点を抜けて、
薄暗い路地に入った。

大通りに店を構えるレストランの華やかなBGMも
裏通りでは皿洗いの騒音に変わった
大きな白いごみ袋の脇には
野良ネコのための汚れた皿が落ちている。
どんな野良ネコかな
野良ネコは何をたべたのかな

そこを通り抜けると
また大きな通りに出た

たまにはこんな道を通るのも素敵だなと思う。
今度この道を通るときには
野良ネコの食事を見ることができるかな

でもあしたは
この道はきっと通らない
そんなことは忘れて
いつも通りの大きな道を歩くだろう。

すぐに日が暮れてしまう冬の夕方は
ろくに前も見えないから
道に落ちている黒いガムの塊を数えながら
前から来る人をよけて進むゲーム。

たまに上をに向いて
鳥のシルエットを撃ち落とすシューティングゲーム。

革の鞄から伸びたiPodのコード耳にさして
茶色のタイルだけを踏んで歩くアクションゲーム。

なんてつまらない。
こんなことなら布団から出なければよかった。
直立の姿勢の運命を嘆き悲しみながら
コンサートのフィナーレのように
大喝采の拍手は起きるのだろうか

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